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山王神社のせいと焼き
お正月に使ったお守り、破魔矢を焼いて無病息災を祈願

せいと焼き
せいと焼き
 真冬の割に暖かくのどかだった1月18日午後、山王神社で “せいと焼き”が行われ、氏子の住民が正月に使ったお守り、破魔矢などを持ち寄り、境内で威勢良く焼いていた。

 日本各地で行なわれる小正月の火祭で、お正月にお迎えした神様をお送りする日本の伝統的な行事。その火にあたると若返るとか、餅を焼いて食べると病気にならないと言われている。呼び方も日本全国さまざまで、「どんどん焼き」、「どんど焼き」、「とんど」、「どんど」、「どんと焼き」、「どんどろ祭り」、「どんだら焼き」、「左義長(さぎちょう)」、「おんべ焼き」、「さいとう焼き」、「ほっけんぎょう」、「三九郎焼き」などがあるそうです。

 境内では、勢いよく燃える火に、餅を長い棒の先につけ、熱い熱いと言いながらかざし、焼いている親子たちもいた。また熱い甘酒を皆に振舞っていた。

 年を追うごとにお守り、破魔矢などを持ち寄る人が増え、特に今年は例年になく大量になっていたそうだ。